グランドセントラルターミナル

1913年に開業したグランドセントラルターミナルは、東海岸のいくつかの地域にサービスを提供する44のホームを持つ世界最大の鉄道駅です。

なぜ駅を訪れるのか?

グランドセントラルターミナルというよりも、たくさんのお店やアトラクションがある高級ショッピングモールのように見えるので、ここを単純な駅と呼ぶのもフェアではありません。何よりも重要なのは、グランドセントラルターミナルへの訪問は無料であるということです。この場所は、最初の瞬間から装飾のディテールの豊かさに感動する観光地です。

42丁目のメインファサードには、世界最大のティファニー製の時計をモチーフにした壮大な「Transportation」のオブジェがあり、写真を撮って楽しむことができます。グランドセントラルの42丁目ターミナル前にある時計には、ガラス工芸家ルイス・コンフォート・ティファニーによる世界最大の標本が設置されています。ミネルバ、ヘラクレス、マーキュリーを描いたこの彫刻は、フランスの彫刻家ジュール・フェリックス・クータンのデザインによるもので、ジョン・ドネリー社が制作しました。1914年に完成した当時、このトリオは世界最大の彫刻群と言われていました。高さは14.6メートルで、中央の時計の円周は4メートルです。

内部では、豪華な大理石の床がとてもきれいに輝いていることに感動するのは当然です。

中に入って天井を見上げると、地中海をイメージした星空の絵が描かれており、金色のランプが装飾的な雰囲気を醸し出しています。1998年、グランド・セントラル・ターミナルでは12年に及ぶ修復工事が行われ、メインコンコースにあった天文学的な装飾を施した天井の本来の素晴らしさが明らかになりました。オリジナルの天井は、1912年にウォーレンと彼の友人であるフランス人肖像画家のポール・セザール・ヘリューがデザインしたものですが、1930年代後半に漆喰が剥がれ落ちたために交換されました。

また、4面体の時計もあります。ヘンリー・エドワード・ベッドフォードがデザインし、コネチカット州で打ち出されたこの時計は、真鍮製です。その4つの時計は、それぞれ虹色のガラスでできています。この時計がサザビーズやクリスティーズで1,000万〜2,000万ドルと評価されたという噂は、都市伝説とされています。

ドームの構造上、アーチの端で人がささやいても、50フィート近く離れたアーチの端にいる別の人に聞こえることがあるのです。これは、このドーム内で音波が伝わり、人の歩く音があっても、はっきりときれいに伝わってくるからです。変な話ですが、みんな試してみたくなるんですよね。

ビデオ

グランドセントラルターミナルの大きな魅力の一つであるショップは、そこを訪れる観光客の大部分を占めています。有名ブランドのお店がいくつかあります。他にも洋服やアクセサリー、時計などを販売しているお店もあります。

グランドセントラルターミナルの歴史を詳しく知りたい方には、専門のガイドが案内してくれます。GCTのオーディオツアーは約1時間続きます。グループは限られています。

行き方

89 E 42nd St, New York, NY 10017
https://www.grandcentralterminal.com/

https://goo.gl/maps/EYgLPHBS8hwnpyci7